昔から痩せ型なため、いわゆる体重を落とすためのダイエットに挑戦したことはありませんでしたが、やはり自信の持てる体型になるために部分的な矯正となると話は別です。(40代 フリーライター 女性)
痩せていれば美しい?
「痩せていれば美しい」なんてことはないのは、よく分かっているからです。そう考えたとき、最も気になるのはやはり、立ち方と歩き方です。
どんなに美しい人でも、動きがきれいでないためにせっかくの美しさ半減ということはよくあります。
立ち姿、歩く様子というのは、いつどんなときでも人目にも付くものですし、顔の美しさは遠くからは見えなくても、動きは遠くからでも分かってしまうため、非常に大切なポイント。
かつ矯正の努力をするに値する事がらなのです。立ち方の矯正は、鏡を見て調整するに限ります。
背中の伸ばし方、足のあしらい方一つでいかに全体の印象が変わるかを知ると驚くのではないでしょうか。
あなたの立ち方、歩き方は?
立ち方は、静止状態ですので、きれいな形を見つけたらそれを体に記憶させるだけです。どの角度が美しいかも頭に入れておくと、いざというときに役に立つものです。
歩き方に関しては、もう少し難易度が高くなります。なかなか歩く姿を引き続き確認出来るような横長の鏡を自宅に持って居る人はあまりいないものです。
この場合、実用的な練習場所は街中のガラスウィンドウなどになります。周囲に人目もありますので、緊張感も意識も高まるので練習にはもってこいのシチュエーションなのです。
美しい歩き方を手に入れたら、一生の財産になるといっても過言ではないと断言することが出来ます。
長い間にはいつのまにか歩きグセや立ちグセというのが付いてしまい、それによって体型さえ変わって来てしまうことを考えても、健康のためにも重要だということがお分かりいただけることでしょう。
立ち姿勢、歩き方が美しいために筋力必要
美しい歩き方を手に入れたら、次は座り方というように範囲を広げていきます。ちょっと座っているだけなら、背筋を伸ばし、足もそろえていられるでしょうが、その美しい形を長い時間キープしなければならないとなると、思いがけなく筋力が必要です。
例えば、背筋が弱ければ長時間背筋を支えているのは困難となってしまいます。その結果、重心のバランスを取ろうと猫背になったり、足を組んだりなどして形が崩れていくからです。このように、ダイエットと一言でいっても、究極的には美しさを目指している限り、単にやせればよいということは決していえないのです。
逆に、体型がふっくらしていても美しい動きが見についている人の方が、人によい印象を与えられることでしょう。ダイエットは、トータルバランスで考えたいものです。