びっくりするほど暑い夏、生きているだけでカロリー消費をしていたと思っていたのに、残暑が過ぎたころ気づけば10キロほど増えていました。そういえば夏の間、自分から出ているデブ汗に気づかないふりをして暑さのせいにしていたような。(40代 主婦 女性)
ダイエットに有酸素運動・筋トレ・食事制限を選択。
おりしも世間は美魔女ブーム。私と同じ40歳で主婦の人が華奢なボディにビキニを着て「いま輝いて人生が充実してます!」なんて言っているのに、私は涼しくなってもデブ汗をかきながら、下半身をだぼだぼの服で隠そうと必死の努力。
まったく方向性が逆を向いていることにあ然とし、私の人生もかえなければとデブ汗をかきかき立ち上がりました。
立ち上がったものの何から始めればよいか、とりあえず座ってネットで検索。ダイエット成功談ややり方を読みあさり、自分なりにまとめた結論が、ウォーキングなどの有酸素運動、代謝をあげるために半身浴と筋トレ、食事管理でした。
ダイエットにウォーキング・半身浴・食事制限・スクワットをトライ。
有酸素運動は20分目から脂肪を燃やすため30分以上歩かなければいけないという説と10分x3回でよいという説があり、迷わず後者を選択。
30分もぶらぶら歩いていられませんもん。簡単なほうを選びましたが、とりあえずやることが大切と、朝、夕方に犬の散歩で2回クリアし、車で行っていた遠くのスーパーをやめて近くの小さいスーパーへ歩いていくことでなんとか毎日続けていました。
半身浴はそれほど苦ではないため、携帯や雑誌を持ち込み汗がでるまで30分から40分くらい。時間的に毎日は無理なので週に4日くらいのペースでした。
食事は、食事管理サイトに食べた物を入力すれば一日の栄養素やカロリーが分かり、簡単で、レコーディングダイエットのように食べすぎや補うべき物が一目でわかるので日記のように毎日せっせと書いていました。
スペックが自分と同じくらいの人を検索できバーチャルライバルとして、ライバルの変化も毎日チェック。
一番大変だったのが筋トレでした。大きな筋肉を鍛えるのが脂肪燃焼に効率がよいらしいと聞きスクワットをやれば翌日筋肉痛。
日常の動きだけでなくウォーキングに行くのが億劫になります。お腹がたるんでいるから腹筋をやればとうぜんのように筋肉痛。
腕立てはそもそもできないのでペットボトルに水をいれた物をみようみまねでダンベル代わりに使っていました。とにかく筋肉痛が辛いのでこれは週に1回やればよいほうでした。
ダイエット、短期間でマイナス4キロ。
自己流で始めましたが2ヶ月くらいで4キロやせて、3ヶ月目でマイナス5.5キロの成果が!その頃には動くのが少し楽になっていたので、ウォーキングも続けて30分とか半身浴1時間と、バーチャルライバル達に差をつけようと結構がんばっていました。
ガツガツ歩いて汗、半身浴で汗。汗をかくことに爽快感を覚えていましたが、実は脂肪が減ると体感温度が下がって寒いんです。
バーチャルライバルに勝ちたい!とやる気とは裏腹に身体の疲れが溜まっていたようで、寒い季節に無理をして汗をかいた後のケアをしなかったことで今までにない風邪をひいてダウン。
寒い時期に汗をかくのが怖くなり、風邪の熱が下がるとともに急激にダイエット熱も下がってしまいました。
4ヶ月で6キロ減量に成功していましたが、いったん暖かくなるまでダイエットを休むことにして、桜が舞い、初夏がきて、暑い夏を越しましたが、いまだダイエット生活に復帰できず、体重は元に戻ってしまいました。
私の失敗は始めた時期がよくなかったのと、ライバルの変化に振り回されて自分を見失っていたことでしょうか。
あとは汗・・・。運動の後は必ず汗をふいて体調管理をお忘れなく。