ダイエットの動機は運動不足解消とメタボ改善です。去年の夏に食べ過ぎたからか、服のサイズが合わなくなるほど太ってしまったんです。特にキツクなったのがパンツ系です。上着は不恰好ながら着れるんですけど、パンツってウェストや太もものサイズオーバーすると履けなくなってしまうんですよね。ものすごく窮屈になり、体重を計ってみたら80kgでした。私の身長は174cmで体重は70kg前半をキープしてたのに、まさかの80kg台にショックを受けてダイエットを決意しました。(40代 会社員 男性)
ダイエットは炭水化物抜き&ウォーキング
ダイエット方法は炭水化物抜きダイエットとウォーキングです。炭水化物抜きダイエットはカロリーの高い白飯と粉物(パン・うどん・そば等)を控えて野菜を多く摂るってだけなので、そんなに難しくなかったですね。ただ、食事制限のみのダイエットだとお腹周りの脂肪は落ちにくいだろうなと思い、有酸素運動もしようと思ってウォーキングをしました。
ウォーキングをやりだした頃は、距離にして大体1~2km程度でした。自宅周辺の町内をぐるり一周って所ですね。歩く距離が短かったので、普通のスニーカーでも足に違和感みたいなのはなかったんです。
ダイエットでウォーキングシューズを購入。選び方は?
半月ほどウォーキングをしてるとさすがに慣れてきたので距離を延ばしてみました。自宅周辺ではなく、定番の散歩コースまで遠征に出てみたんです。散歩コースまでの往復と散歩コース一周とで、大体5kmぐらいの距離を歩いてました。今までと違い、1時間ほどかかりました。これだけ歩くと疲れは酷く、特に足の裏に痛めてスニーカーの限界を感じました。そこで近所の靴屋でウォーキングシューズを購入しました。それまで履いてた靴は大体25,5cmだったんですが、これだとちょっと大きいんです。大きい方が脱ぎやすいですし、故意に大きいサイズにしてたんですが、ウォーキングだとジャストサイズの方が歩きやすいんじゃないかなって考えました。
で、結局購入したのは24,5cmのウォーキングシューズです。値段は1,2000円ほど。ちょっと高めのウォーキングシューズを選びました。店内で試し履きしたらジャストサイズで、ものすごく足にフィットしてたんです。着地時の衝撃も吸収してくれますし、これなら少々距離を歩いても足に負担はかかるまいと思いました。
私の想像通り、足の裏の衝撃は激減しました。特に凄いと感じたのは階段を下りる時です。ウォーキング中に歩道橋を使って階段の昇り降りも取り入れてるんですが、階段を降りる時って全体重が片足の裏にかかるので結構な衝撃になるんです。でもさすが1,2000円するだけあって、衝撃を感じませんでした。足の負担は減りましたし、ニューシューズでテンションも上がってますし、5kmもなんなく歩けました。それから、大体2週間ぐらい5kmウォーキングを続けるようになると、足のかかとが痛むようになってしまったんです。最初普通のスニーカーで足の裏を傷めたので、足の裏や衝撃吸収ばかりに気にとられてしまっていました。これが失敗でした。
ウォーキングダイエットでかかとの着地も考える。
私だけかもしれませんが、靴のサイズがキチキチすぎると、歩く時にかかとの負担が多くなるんです。元々キチキチの靴を履いてる人なら問題ないのかもしれませんが、今までゆったり目の靴ばかり履いてきたので、かかとが靴に触れるってことはほぼありませんでした。その触れてこなかった分だけ、かかとはデリケートになってたんでしょうね。かかとの着地を考えないといけなかったのです。
痛み出した時、すぐ靴を変えるなりウォーキングを中断するなりしとけば良かったんですけど、足の裏じゃないしたまたま痛いだけだろって気にせずウォーキングを続けました。結果、歩く時にかなり痛むようになってしまいました。歩く時だけじゃなく、胡坐で座ってる、まさに、足に負担のない状態でも痛いのです。まったく、かかとに何もふれていない状態でかかとを触ると…これだけでも痛みを感じるほどに悪化してしまいました。
結局普通のスニーカーで2週間、新調したウォーキングシューズで2週間、かかとに痛みを感じてからも2週間、トータル1ヵ月半でウォーキングは中断です。あの時、靴を選ぶ時、ジャストサイズではなく普段のように、緩めの靴やかかとに遊びが出来るぐらいのを買っとけば良かったのかなと残念に思います。
ウォーキングは1ヵ月半で止めても炭水化物ダイエットは続けたので、4ヶ月で体重は72kgまでは減りました。体重が減ったという意味ではダイエット成功でしょうが、お腹周りや太ももの脂肪はほぼ減っておらず、不本意な結果に終わってしまいました。靴選びに失敗し、ウォーキングダイエットでかかとを痛めました。半年前にしたウォーキングダイエットの失敗談でした。