元々私は細身で、ダイエットには縁がなかったのですが、25歳を超えたあたりぐらいからちょっとずつお腹周りや太ももに贅肉がつき始めていることに気付きました。それまで通勤などはすべて徒歩で、一日8キロ近い距離を歩いていたのですが、車の免許を取り、車に乗り始めてからというもそほとんど歩くことがなくなってしまいました。(30代 主婦 女性)
<ダイエットでもお酒はやめない
加えて私はかなりの大酒飲みなので、不摂生が祟ったのかお腹の肉はブニブニに。太ったことが無かったので、ダイエットは何をしたらいいかわかりませんでした。
生意気にも食事制限やお酒を飲まないなんてことは絶対にしたくない!と思っていたので、とにかく運動をすることにしました。
私は元々スポーツマンで、駅伝を走っていたり少し足には自信があったので最初はジョギングから始めました。
タバコを吸っていたので、少し息苦しさは感じましたが、『意外とまだ走れるもんだな』なんて思って数日ジョギングを続けました。
ジョギングは数日続いたのですが、ある日急激にジョギングに行く準備をするのが面倒になってしまいました。
スポーツ用の服に着替え、携帯や小銭をミニポーチに入れ…仕事で疲れていたのもあり、とても面倒に感じてしまったのです。
当時、私はそこそこの田舎にある実家に住んでいました。実家には庭があり、カーポートもあります。そこでふと思いつきました。
『庭で縄跳びをしよう』妹が使っていた縄跳びが家にあったので、ウキウキと庭に出て夜な夜な縄跳びを始めました。
ダイエットに縄跳び
縄跳びは思ったよりも楽しく、あっという間に最初に決めていた目標回数を終えてしまいました。
しかし、運動は好きなので私は火がついてしまい、回数を増やして飛ぶことにしました。その数、5000回。その日はそこで終わりにしました。
そして、次の日もジョギングに行くことよりも縄跳びを私は選びました。人間楽なことを選んでしまうものです…。
庭でまたひたすら縄跳び。若干の筋肉痛を感じていましたが、気にせずピョンピョン飛び続けていました。
5000回を飛び終え、足りなかったのでさらに飛んでいました。すると右足の甲に痛みが走りました。
最初は『痛いなー、なんだ?』ぐらいだったのがどんどん痛みが強くなっていきます。これはだめだ捻ったな、と家に入り湿布を貼りその日は眠りました。
次の日朝起きるととんでもなく足の甲が痛みます。少し腫れてもいます。歩くのも辛いので朝一番で病院に行ったところ、『疲労骨折』との診断を受けました。
疲労骨折からスクワット
先生に『なにか同じような負荷がかかることをしましたか?』と聞かれ『な、縄跳びを…』と答えた時はとても恥ずかしかったです。
結局しばらく運動もできず体重は落ちませんでした。疲労骨折が治ってからスクワットをしてちゃんと元の体重に戻すことができました。