ダイエットをしようと、食事を野菜中心に変えたものの、うまくいきませんでした。自宅での食事のメニューを変えようと思ったものの、転職したせいで、食生活が激変したから、でした。(40代 自営業 男性)
ダイエットは家族の協力が必須
そのような生活の転機となったのが結婚と、子供が生まれたことでした。やはり母乳で育てるからには、赤ちゃんの体にいい食事をとる必要があります。そうすると、油ものはどうしても控えめにしなければなりません。
考えた結果、肉はやめて、野菜中心の食事しようということになりました。動物性たんぱく質自体、とることをやめてしまったのです。一時は、牛乳も飲まないという徹底振りでした。
ダイエットで、仕事のストレスは大敵
ところが、新しい職場での付き合いで、外でお酒を飲む機会や油ものを食べる機会が増えてしまったためでした。また、仕事の拘束時間が長く、食べたり、飲んだりし始める時間が毎日、夜の11時や12時からということも、珍しくありませんでした。
しかも、新しい仕事のストレスがたまってしまったのも、よくありませんでした。少し油断すると、ちょっとくらい体に悪いものを食べても大丈夫だろう、という気のゆるみが生まれました。
結局、自宅での食事を野菜中心に変えたものの、外では、脂っこい食事を取り続けました。ラーメンやチャーハン、ギョーザなどを、家族の目を逃れてこっそり食べるようになったのです。
いま思えば、仕事のストレスを発散させようとしていたのかもしれません。それでも、なんとかダイエットしなければいけない、としだいに考えるようになりました。
ダイエットには食生活の改善と運動が必須
食生活以外にも、運動をはじめました。学生時代は陸上競技をしていたため、体を動かすのには自信があります。ところが、少し運動をサボっただけでちょっとジョギングするのにもしんどく感じて仕方ありません。結局、休日に30分くらい、家の近所を走るのが限界でした。
ダイエットの結果も、運動の直後は1キロか2キロ程度へって入るものの、結果的にはそれまでの太りやすい食事の繰り返しで、すぐにリバウンドしてしまいました。
しだいに運動もしなくなり、体は太くなる一方でした。ここで、悪いことにランニングの最中に、腰を痛めてしまいました。もともと、普段からデスクワークが中心で、同じ姿勢をとり続けていたのもよくなかったかもしれません。
その結果、運動をするのも億劫になり、みるみるうちに体重が増えていきました。結局、ダイエットを始める前より、体重が増えてしまったことになります。お腹周りも顔もすっきりとはなりませんでした。