姿勢をよくするには、どのような方法があるか、良い姿勢とはどのようなもの可についてお話します。私は、姿勢がよいといわれますが、これは、自然にできたものではありません。目がわるかったために、猫背になってものを見ようとすると、父親に、目がちかすぎるとひどく怒られつづけたので、姿勢が良いのです。見るときは、つねに30cmはあけてみること。姿勢を猫背にしないことを厳しくいわれつづけました。そして、15年後、遠めでみても姿勢がよく目立つ、姿勢美人になっていました。(50代 会社員 女性)
日常生活、どのように過ごす?
姿勢は、日常生活のありかたそのものです。猫背になっている人は、普段の生活のなかで、前かがみの姿勢を取りつづけているはずです。
パソコンを見るとき、テレビを観るとき、本を読むとき、すべての場面で、前かがみの姿勢をとっているはずです。
ですので、姿勢良くするには、これをかえればよいことになります。まず、最初に、自分がどんなとき、悪い姿勢になているかを確認しましょう。
食べるとき、どんなテーブルをつかっているでしょうか。このとき、テーブルの値段は問題ではありません。問題は、高さです。
テーブルの高さが座高など合っていないと、姿勢はおのずと悪くなります。自然に腕をおろしたときに、腕が自然にテーブルにつくような高さで、かつ、座ったときちょうどいい高さのテーブルでなければよい姿勢は、保てません。
そういう意味でいうと、このごろ安価にてにはいる輸入もののテーブルは問題があります。高さが、小柄な日本人の体型にはあわないのです。
無理をして使っていると、姿勢が悪くなります。といってもこのごろは、日本製の家具などどこをさがしてもみつからないか、ものすごく高価になっていて買えないかのどちらかではあるのですか。
いずれにせよ、テーブルは高さが大事と覚えておくことは大切です。
背筋のばしてかっこよく
意識して、背筋をのばすことはもっと大切です。一時的に悪い姿勢で、骨盤などがずれたときも、これは、異常事態とすぐにきづいてなおせるからです。
もともと、人間は、木からおりたサルといわれており、二足歩行を特徴とする動物です。
ですので、歩くときの姿勢がとても大事だということになります。歩くとき、背筋がまがっていないか、気をつけて歩くようにしてみてください。
背筋がのびていれば、それだけで2cmくらい背が高くみえますし、てきぱきした印象にもなります。
逆に、背筋がまがっていて、猫背だと、ふだどんな生活をしているのだろうといぶかしがられてしまいます。
どんな姿勢が良いのか
どんな姿勢が良いのか、が問題になりますね。見分けるのは、簡単。壁の近くにたってみるのです。人間の背筋は湾曲していますから、ぴったり壁につかなくてあたりまえ。
ですが、壁についてたったとき、肩がじゃまになって、頭を壁につけるのに苦労するのは、まずい水準です。
一度ためしてみましょう。もしつかないようでしたら、ふだんの生活のみなおしを。パソコンのみすぎなど、なんらかの問題があるのは間違いないのです。
ダイエットにあくせくするより、姿勢を改善するだけでシルエット美人になれます。そして、結果、スタイルよくなっていくのです。