子供の頃から背が高く、現在身長181センチメートルあります。背が高くて損をしたことはないのですが、どうしても前かがみ気味になることが多く、猫背になってしまいがちです。そこで、猫背を矯正するつもりで運動をはじめました。(40代 会社員 男性)
週2回のトレーニングで引き締まった身体
最初はストレッチだけをしようと始めたのですが、鏡に向かって自身の体を見ているうちに胸板をもっと厚くしたいと思うようになり、筋トレに移行しました。実際に取り組んだのはダンベルを使ったトレーニングと腕立て伏せです。基本は週2回、月曜と木曜に自宅で約30分間、ダンベルプレスやダンベルフライを各20回、筆立て伏せも20回、2セット行いました。
横向きのシルエットも大事
開始して、約3ヶ月頃になると大胸筋の上、鎖骨の下あたりにハッキリと筋肉が盛り上がってきて、大きく息を吸い込んだ時などは、結構な胸板の厚みを見て取れるまでになりました。
しかし、横を向きで鏡に移すと、胸側はしっかりとしてきているのに、肩甲骨が後ろに出ていて、あまり格好良くありませんでした。これはやはり姿勢を矯正しなくては。胸筋だけでなく背筋を鍛えるトレーニングを取り入れました。
まずはただ床に寝そべって両腕を頭の上に伸ばすだけです。ところが、これがうまくできません。普段からの悪い姿勢のせいか、肩甲骨を平らにすること自体が辛く、無理をすると痛みを感じます。
まずは、肩甲骨周りを柔らかくするために両手を広げて、その上で腰をひねる運動からはじめました。背骨が「ボキボキ」と音を建てます。「硬いなぁ」自分でも情けなくなるほどです。しかし、続けること1ヶ月。自分でもだいぶ背中が伸びてる(伸ばされてる?)感覚を実感できるようになり、ひねり運動をしても痛みを感じなくなるまでになりました。
その後は、壁に背中をつけて、後頭部、方(背中)、おしり、かかとがまっすぐくっついているかを確認します。私はかかとと背中はくっつくのですが、おしりと後頭部は離れていました。明らかに前かがみの姿勢なのです。運動は週2回ですが、姿勢チェックは毎日行いました。両肩を後ろへ引く、顎を出さない、視線を上げる等です。自分でもだいぶ意識できるようになって、自然に体を起こす癖がつき始めた頃でした。
朝ベッドから起き上がろうとしたら、右腕がしびれたような感じで感覚がありません。体を起こすと背中に痛みが・・・。あまりに痛いので、そのまま体を元に戻そうとしたところ更に電気が走るような痛みを感じました。中腰の状態で動けないこと数十秒。なんともみっともない格好のまま痛みに耐えていました。
痛めると恐怖心が追いてくる
結局右肩を下げた状態から動かせず、会社へ連絡して、痛みをこらえながら整形外科へ行くはめに。医師から筋肉の炎症と診断され、痛み止めを1週間処方されました。幸い、痛み止めが聞いたのか翌日からは普通の生活自体はできるようになりましたが、トレーニンは中断です。これまで順調にトレーニングできていたので、とても残念でしたが、そういう年齢になってしまったとういことでしょうか?
今は経過を見ながら、少しずつトレーニンを再開してますが、まだ恐怖心があり、気をつけなら行っています。