「太った??顔パンパンだよ。」「え、(太った)衝撃が半端ない、、、。」などのいかにも直接的かつ素直な周囲の言葉にダイエットを決意しました。ダイエットのきっかけはたったこれだけです。彼氏が痩せろと言ったわけでもなく、太ったと言ったわけでもありません。しかし、人間何がきっかけに何を行うのかは分からないもの。私はたったこの二言で人生最初で(恐らく)最後のダイエットに試みました。(20代 学生 女性)
ダイエット、カロリー制限から始め、暴飲暴食
まず始めたのが王道であろう、極端な減食ダイエット。朝は食べず、昼はささみや豆腐といった低カロリーたんぱく質を300cal300cal程度摂取します。
夜は野菜ジュースのみといった極端なカロリー節制のダイエットです。それを二週間行った結果、体重は3Kg減量。元の体重まで残り2Kgのところまできました。
しかし、先に到来したのは、まさに「我慢の限界」です。3Kg減量したのが結果として分かった瞬間、今までの節制の反動で暴食が止まりませんでした。
結果およそ一週間程度であと戻り。また5kgの減量を再スタートです。
ダイエット、健康的に瘦せるには運動も必要
次に行ったのが、今度こそリバウンドはしないと心に決めて、食べて動いて健康的に痩せるダイエットです。
まず、ダイエットアプリを3つダウンロードしました。それぞれ目標カロリーが違うため、普段は1番カロリーが低いアプリでカロリー調節をしました。
しかし、時には食べたいし、お祝い、付き合いもあるもの。その時はカロリーが高いアプリで対応するのです。
またアプリとしては、最低限体重管理と運動管理もしてくれるものを選抜するのをおすすめします。これらにより、摂取カロリーと消費カロリーをコントロールしました。
ところが食事管理と運動管理をし始めたものはいいものの、思ったようには痩せないもの。その一つの原因にまずは知識不足がありました。
一つ目、運動ではそうそう痩せない、そもそも運動は太りづらい身体を作るためのもの、ということです。
私は運動すれば脂肪を消費してやせる!!なんて考えていました。本当に無知です。まず、今まで一切運動をしていなかった人間が運動をすれば少なからず筋肉がつくもの。
多少の脂肪が消費されたとしても筋肉量のほうが重いため、初めはまさかの増量をしました。これに、私はプチパニック。
挫折と継続の瀬戸際で、なんとかこの知識を手に入れ、継続の決定を選びました。そして、運動に対する認識をかえ、運動は太りにくい身体つくりの目的で以降行いました。
食事制限でリバウンドなし
次に、食事のカロリーコントロールさえすれば何でも食べていい訳ではないということ。炭水化物は一日のエネルギー。
たんぱく質は身体の血と肉をつくるもの。炭水化物に含まれる食物繊維は老廃物の排出。炭水化物をやたらめったら節制していいわけがなく、たんぱく質ばっかりとるとオーバー分は脂質になるということ。
この辺の知識を全く知らなかった私は好きなものをカロリー内で食べていました。結果、減量を目に見えず、貧血を起こしました。
これをきっかけに食生活を見直しました。エネルギーになる炭水化物は朝と昼にとり、血となり肉となるたんぱく質は昼と夜にとりました。
また老廃物の排出により体重が減少するため食物繊維を含む野菜は3食で。後はアプリでいつも不足と言われる鉄分とカルシウムを意識的、たまに足りなければサプリメントを利用して食事バランスも気をつけました。
結果、2ヶ月で完全に1キロ減量、6ヵ月で3Kg減量しました。「たったそれだけ??」そういう言葉が聞こえてきますね。
そうです、たったのこれだけしか減量しないんです。「食べながら健康的に痩せる」ではこれだけしか減少率がないんです。
しかし、一切のリバウンドはありません。体調もすこぶる良い。なんとまさかの美白効果。生活リズムの改善。これだけのものはオプションとして付いてきましたね。
即効ダイエットは危険
言いたいことは、「早く痩せれば痩せるほどリバウンドは襲ってくる」ということ。食べながら健康的に痩せるは忍耐勝負。
けど、必ず結果や結果以上のものは付いてくる、ってことです。私もまだまだ残すところ2Kg。
しかし、食事と運動を楽しめる今、継続は苦痛ではありませんよ。趣味にすることができたら、それが最高の勝利なのです!!