自分が行ったダイエットにある程度結果が出てきたので、今度は気になる部分を攻めることにしました。ダイエットには体脂肪を落として体全体を瘦せさせるもののほかに、体の一部分をピンポイントで細くしようとする部分ダイエットがありますよね。女性の中には太ももや二の腕などを細くしたいと部分ダイエットをする人がけっこういると聞きます。(30代 大学生 男)
お腹と顔が気になる
僕の場合、太っていて気になるのはお腹と顔でした。両方とも体脂肪を落としていくことで徐々に目立たなくなっていきましたが、お腹が完全に引っ込むまで痩せても顔の方はまだ十分に痩せていませんでした。太っていた時に皮膚が伸びてそれが痩せてから余るようになり、ぷよぷよしていることが理由だと思いますが、どうもそれだけではなさそうです。
痩せる場所、顔は最後
体つきは大きく変わったのに顔の痩せ具合がいまいち。これに対する対策は何かないかといろいろ調べてみました。すると表情筋を鍛えることで改善する可能性があると知りました。体のどの部分も筋肉が緩んでいるとその部分全体が緩んでしまいます。例えば腹筋が緩んでいると腸の圧力に押されて脂肪はそれほどでもないのにお腹が出てきてしまうことがあるそうです。顔も同じです。基盤となる骨格とつながり皮膚を支えている筋肉が緩んでいれば顔の肉がたるんでしまうのです。
脂肪をもっともっと落としていけばいずれは顔痩せもできるかもしれませんが、顔が極端に痩せるのは一番最後だと聞いたことがあります。たしか減量中のボクサーのほほがこけるようになるのは減量がぎりぎりのレベルになるころだとか。正直そんなレベルまで痩せられる自信はありません。
そこまでする必要はないのかもしれませんが、この時点でベスト体重の範囲内に入っていたのでこれ以上痩せようとするとかなり大変だろうと思います。単純に体脂肪を減らすよりも表情筋を鍛えて顔痩せをした方が手っ取り早く確実だと思い、顔痩せのためのトレーニングを始めました。
顔痩せトレーニング
痩せなければいけないのは主に顔の下半分です。あごのたるみとほほの厚みがなくなればだいぶいい感じになると思います。そこでやることにしたのは口や舌を動かす表情筋トレーニングです。口を大きく開いたりイーの形にしたり、すっぱいものを食べたときのようにすぼめてみたり。舌を思いきり突き出してみたりぐるぐると口の中を回してみたりもしました。トレーニングをするのは風呂に入っているとき。のんびり体を温めながら行いました。
これがなかなか面倒で最初は長続きしませんでした。全くやめてしまうことはありませんでしたが、だんだん熱意がなくなってほんの少ししかしなくなってしまいました。普通の筋トレやダイエットのための運動のような達成感や高揚感がないことが原因です。
その後口を動かすことが大事だということで毎日何十分かガムを噛むようになって少し効果が出てきました。
ガムを噛むことはテレビを見ながらでもできるため苦にならなかったことが理由です。多少顔痩せができたと思うとうれしくなって表情筋トレーニングにも身が入るようになってきました。今もトレーニングを続けていますが伸びた皮膚のせいでまだまだ顔痩せは完了していません。少しでも早く満足できる形になりたいものです。