私が初めてダイエットをしたのは中学生のころだった。154cm52kgくらいだった。仲良くなった子が細くて美意識の高い子だった。私はその友人にデブといじられた。とてもしつこくいじられた。もしかしたらm私は自分が今まで思っていたよりも太っているのかもしれないと思いはじめた。また、脚が太いことと顔が大きいことがずっとコンプレックスだったのもあり、ダイエットをしようと決意した。(10代 学生 女性)
ダイエットは自分を変える
友人がとても協力的だった。たぶん美容が大好きなのだと思う。まず、姿勢を直された。壁に頭やお尻などをつけてお腹をひっこめて立つと、いつもより引き締まってみえた。
この姿勢をキープするよう心がけた。次に、レコーディングダイエットをさせられた。交換日記形式でおこなった。
私がノートにその日食べたものを書くと、友人がダメ出しをしてくる、というものだ。夕飯がカレーライスだった日、2杯食べたと書くと、おかわりなんて聞いたことないよ!と言われてしまった。
ダイエットは既成概念を変えること
たくさん食べるのがいい子と教育されてきた私には目から鱗だった。私の普通と、痩せている人の普通は、違うとわかった。
さらに、ダイエットブログをはじめた。レコーディングの場所をノートからブログに移し、朝と夜の体重、食べたものを毎日記録した。
これも友人のすすめだ。炭水化物や脂っこいもの、甘いものをひかえてレコーディングをつづけたところ、半年で-6kg減らすことができた。
徐々に変化したため自分自身はあまり気付かなかったが、ジーンズが似合うと言われたときはうれしかった。
味覚もあっさりしたものを好むようになり、歩く習慣もつき、健康的になった。ただ、生理がこなくなった。
婦人科に行ったものの、若いころの不順はよくありますよ~と軽く流されたので、気にしないことにした。
しばらく46kgをキープしていた。しかし、高校のとき急にリバウンドしてしまった。学園祭で部活やクラスの出し物をやりきり油断したこと、受験への不安によるストレス、あまり歩かなくなったことが原因だと思う。
制服のスカートがきつくなった。最終的に10kgも増えてしまった。しかし生理は体重の増加にともない戻った。あと胸は成長した。
自分を変えても、リバウンドはやってくる。
今は157cm56kgだ。その後はダイエットできていない。やせなきゃと思うものの、食生活や姿勢などがなかなか改善しない。余計な脂肪がついたことを実感する。
昔の写真を見ると自分が細くて絶望する。戻りたい。昔成功したダイエットを思い返すと、ブログに記録することでさぼりにくくなるなど、うまく自分を追い込めていたと感じる。まずは記録することから再び始めようと思う。