O脚の原因は歩き方にあります。O脚の見た目はひざ下に空間が出来てしまい、アルファベットのOの字のように広がっています。この足の形はスタイルが悪く見えてしまいます。(20代、会社員、女性)
O脚は治る?O脚の原因は?
O脚は生活習慣が原因でなるもので、案外本人は気付いていなかったりします。気付くときがあるとしたら、大きな鏡があるところに立ったときです。
実は筆者もO脚に近いXO脚で、子どものころふざけて変な歩き方をしていたせいで足の形が少し曲がっていました。
そのため、ウォーキングで正しい歩き方を癖付けることで改善できると知って試して見たところだいぶ足の形が治ってきました。
O脚の原因は骨が曲がっているわけではなく、筋肉のつきかたに偏りがあって変な部分に筋肉がついてしまっているのが原因です。
そのため、脚の形を意識しながら長時間歩くことで脚の形を治せるのです。
細いほうの骨をぐっと太い骨のほうに押し込んでいくように調整すれば、内側に筋肉がつくのでO脚から遠ざかります。また、整体で脚の形を矯正してもらうことも可能です。
座り方と歩き方も大事
座り方によってO脚になるかどうかが分かります。女性がよくやる「女の子座り」(脚を外側に出してひざ同士を寄せる座り方)は、骨盤やひざのゆがみを誘発してO脚の原因になります。
脚を組むのも同じように骨盤がゆがむので次第に脚の形が曲がっていきます。
歩き方も同様で歩くときにひざを反らせる癖があったり、足指で踏ん張らずに重心がかかとに偏っているとねじれた歩き方になります。
ゆがんだ状態で生活を送っているとひざ下がOの字に曲がってきます。その状態でヒールを履いたりするとさらにゆがみが目立ち、筋肉のひずみはまず改善できません。
O脚を予防するには
O脚を予防するには前途の通り歩き方を意識するだけでだいぶ違います。もし脚が曲がってしまっても治すことは可能ですが、出来るだけ防ぎたいですよね。O脚を防ぐために更に効果を得たいのであれば、サポーターや足底板の利用が良いですね。
ひざの揺れを防ぐバーがついたサポーターを当てることでひざのゆがみを矯正して安定させます。
曲げ伸ばしは自由に出来て保温効果も高いです。痛みが軽減されるので、歩行が楽になります。
O脚補正用の足底板は、外側が7~12ミリほど高くなっているため靴の中に入れて利用することで重心が外側に移動せず、足がまっすぐになります。
利用する足底板の高さは症状により異なり、また治療の段階で変わるので医師に相談して自分にあったものを処方してもらうようにしましょう。